源帰Lについて 組成と外観

廃水処理に有効な微生物と、各種微生物に作用して能力を高める成分(OSSC)が植物由来担体に担持された濃褐色の粉体

OSSC
 ・微生物と固体が付着し合って固まった状態を解消する

有効な微生物として、バチルス属を使用
 ・微生物濃度は、約108cfu/ml
 ・油脂、澱粉、蛋白質の分解能力に優れる

標準使用量 1kg(廃水1,000m3 、BOD負荷 約0.5 kg/m3/dayの場合)
廃水量、BOD負荷量(SS、n-抽出物質も考慮)、処理状況により使用量を調節する。


汚泥の凝集・沈降性向上
有効な微生物の増強


活性汚泥処理では、汚濁物質を分解する能力が向上するため

余剰汚泥発生量が減少
汚泥の沈降性を改善
処理水質が向上

〔汚泥減容効果〕
通常の活性汚泥処理のBOD汚泥転換率は、0.3〜0.6
源帰の使用により、多くの場合 0.1〜0.2 になる
脱水汚泥の含水率が同じ場合、汚泥発生量を数十%削減


生物膜処理では、特に固定床担体において、肥大化した生物膜が短期間で剥離、高性能の分解菌により再形成された生物膜により、能力が飛躍的に向上する。源帰Lの併用で更に能力向上

発泡、悪臭を激減
BOD、COD の除去能力を改善
余剰汚泥発生量が減少